2009年 11月 03日
ちょっと前のこと |
今年の夏、約8年ぶりとなる「親子展」を
ギャラリー「やぶき」さんのところで開催させていただきました。
↑ のランプは母である香川三枝子氏の作品。
金属の「ヒメモンステラ」は私の作品。
母は30年来、ステンドグラスやキルンワーク、(昔は吹きガラスまでも)手がける
岡山ではかなり有名な作家。
私がステンドグラスの道を歩み始めたのはそれが家業であったことが大きな理由でした。
子供のころは母の作品に、よくわからないまんま、囲まれた生活で、
母の周りにいた、ほかのジャンルの作家の方たちに囲まれ、
母が集めた作家ものの器などに囲まれ、
知らず知らず、きっと、ものつくりの楽しさ(と苦労)を教えてもらってました。
さて、
小さいハウスシリーズです。
鎖がついてるとなんとも言えない表情が浮かびます。
このハウスと一緒に灯りも点くハウスが先日、高松の「漂泊」さんのところへ
旅立って行きました。
足を踏み入れると出てこられない楽しくて深い世界を持つ「漂泊」さんのところで
心をこめて製作したハウスたちが仲間に入れてもらってる、、と思いをはせながら
でもちょっと、手元にいなくなってしまって寂しいような
次はどんなガラスで作ろうかな、と楽しみでもあるような、
手のひらに載る大きさのハウスです。
香川県高松市大工町 「漂泊」(ハク、と読みます。)
大人の文具と旅の店、ぜひ、お立ち寄りください。
by firedog-glass
| 2009-11-03 00:19
| 日記